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届かないだろう声を

  03, 2013 19:33
去年、突然妹を亡くした彼女が笑って教えてくれた。ふと、あの子を忘れて笑っている瞬間がある自分が、ただ許せないんだと。

3年前に、3人の子どもを遺して橋から飛び降りた男の妻が、こう言っているのも聴いた。

哀しみは消えない。でも、いつかは癒えるって事を、今は信じられないだろうけど、忘れないで、と。

言葉に出来ないその哀しみは、私には到底理解出来ない。
ましてや癒やす事なんて、出来るわけもない。

だけどね、話ならいくらでも聴きたいんだ。
痛みを。哀しみを。孤独を分けて欲しいんだ。
君の事が好きなんだよ。
それは私のエゴだけど、君の笑顔が欲しいんだよ。

あの子は何が好きだった?
その人はその時どうしてくれた?
その時、君は何を感じた?
そして君はいつ君の為に泣いた?

君が話してくれるなら、私は君の話が聴きたい。時間と気持ちの許す限り。

元気になんかならなくていい。
悲しみに笑うは、ピエロの仕事。
前向きに歩かなくたって歩ける。
いや、歩かなくたって、本当はいーんだ。

痛みはあたえられても、分け与えは出来ない。
傷は急に深くなるけど、急に癒える事はない。

子どもをずっと、お腹の中に居れ続ける私たちは多分、1番グリーフを感じられる生物なのだと思う。

大切なものの大切さは変わらない。

限りある時間の煌めくその瞬間に、大切だと思いあえた。

それこそ奇跡。
奇跡なんだよ。

私たちには、手がある。

だから、手当てがある、ハグがある。

支えられる。

繋がれる。

大事。

大事。

大事なんだ。

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